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私は両親が共働きのため、小学校一年生ぐらいから自分で食べるものは自分で作っていました。料理番組やレシピ本なども好んでよく見て研究していたので、普段のお総菜などはだいたいできると思い込んでいました。でもそれは幻想でした。
お酢が食べたい要望を叶えたい
一人暮らしをはじめ、彼氏と付き合いだしてから間もない時です。週末通い婚のような状況のある日、彼の家のテーブルに和食の本が置いてあり、合わせ酢のレシピのページに付箋がはってあります。そこには「土佐酢」「三杯酢」「二杯酢」「ポン酢」などの基本の配合と、それらの合わせ酢を使った人気のレシピが続いています。合わせ酢を通販でまとめて買ってくれていたのです。私はハッとしました。いつも何をつくってもおいしい、おいしいと喜んでくれていた彼ですが、私に気を使って本当に食べたい物をなかなか言い出せていなかったようなのです。そんなこと全く気がつきませんでした。二人は20代後半だし、私のレパートリーは洋食中心なので、ボリュームがあるお肉中心の献立のほうが好まれると信じ切っていたからです。
手作りの合わせ酢でレシピに挑戦
聞けば彼の実家では、母親が家族の健康のためによく酢の物やお酢を使ったお料理を作っていたと言います。彼は母親の料理する姿をよく見ていて手伝っていたので、自然とそれらの作り方などを覚えたといいます。私は、恥ずかしい事ですが「合わせ酢」という言葉をその時、生まれて初めて知りました。いや、いままでポン酢や二杯酢を食べたことがなかったというわけではありません。ポン酢はスーパーで市販のものを買ってくるものであり、二杯酢というのが酢醤油のことだとは思いも寄らなかったというだけです。実家では酢の物を好む人がいなかったので、お正月のなますくらいしか食べたことがなく、お酢はもっぱらサラダのドレッシングやマリネなどに使っていました。
ああ、なんてことでしょうか!ごめんなさい。激しく反省しました。そしていつのまにか天狗になっていた自分を恥ずかしく思いました。
それ以降、その本に乗っている合わせ酢のレシピは全て作りました。ネットで検索したり、いろいろ試してみました。一番苦戦したのはポン酢で、慣れ親しんだ市販の定番商品よりおいしいと思えるような味にはなかなかならないのです。いろいろなポン酢を試してみて研究して、一時は冷蔵庫がポン酢だらけになりました。
今では基本的な合わせ酢は、市販のものを買ってこなくてもよくなりました。合わせ酢を作れるようになったおかげか、以前よりも乾物(ワカメや昆布が多い)や野菜を使ったヘルシーメニューが多くなり、健康的な食事になった気がします。
あの時の彼の無言のアドバイスは、忘れられない思い出です。
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